塗装工事を行う前には必ず高圧洗浄を行います。

かなりの圧をかけて塗装面を洗浄します。

特にセメント瓦屋根、スレート瓦屋根ですと苔がかなり多くしっかりと洗い落とさないと塗膜剥離の原因に繋がってしまいます。

苔が発生していなくても、高圧洗浄をかけると元々黒だった屋根も洗浄後ですと真っ白になります。

※未塗装の屋根の場合

塗装を行う前の洗浄不足で塗膜が剝がれてしまうイメージをするならば、

「テーブルにセロハンテープを貼りたいのに埃や砂があってしっかり密着しない！💦」

というようなイメージです。

下記の写真は高圧洗浄中の写真です。

高圧洗浄を行うだけでも塗装以外のトラブルに繋がることもあります。

主な原因は以下の2つです。

・施主側の原因として、窓や鍵を閉め忘れた

高圧洗浄では、強い水圧で洗浄を行うため、窓や扉が閉まっていないと水が中に入ってしまいます。

換気扇を消し忘れることもよくあるパターンです。

・職人の原因として、水圧の調整ミスが挙げられます。

職人の技術不足により、水が浸入することもあります。

高圧洗浄は、外壁の劣化状態や場所に応じて水圧を適切に調整する必要があります。

サッシ周りや大きなクラック（ひび割れ）のある箇所など、高圧洗浄を行う場所を考慮せずに作業を行うと、室内に水が浸入する原因となります。

洗浄を行う際は補修後に行うのか、補修前に行うのかなどの判断も大切ですね！！

外回りを直す予定が、漏水により内装も直すことに繋がってしまったり、かび臭く成ってしまったら健康被害にもつながったら大変ですね！！

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