１．はじめに

２．クレームは必ず伝えるべき？

３．よくあるクレーム事例５つと対応不可なクレーム事例２つ

・よくあるクレーム事例

　　①仕上がりが悪い

　　②営業・職人の態度が悪い

　　③同意のない追加工事

　　④汚れ・塗料の飛散

　　⑤近隣からのクレーム

・対応不可なクレーム事例

　　①イメージと違う

　　②予定通りに終わっていない

４．まとめ

１．はじめに

外壁や屋根の塗装工事には、何かしらのトラブルが発生してしまうことが少なくありません。

しかし、

「トラブルに発展したらどうしよう…」

「伝えた後の工事を適当にされないか心配…」

という気持ちから、塗装工事でのクレームを入れにくい方は多くいらっしゃいます。

しかし、たとえ小さな事でもまずは相談することが大切です。

今回は、塗装工事のクレームは入れるべきなのか、またその事例について解説していきます！

２．クレームは必ず伝えるべき？

まず、「クレームを伝えるべきか」についてです。

結論から申し上げますと、小さなことでも必ず伝えるべきです。

というのも、後に大きなトラブルに発展したり、工事が満足に仕上がらない可能性があるためです。

「クレーム」というとイメージが悪くなってしまいますが、まずは「相談」という形でお伝えしてみてください。

また、「気になるところはあるが伝えるべきか分からない…」という方に向けて

伝えるべきクレーム　と　対応不可なクレーム　についても解説していきます！

３．よくあるクレーム事例５つと対応不可なクレーム事例２つ

よくあるクレーム事例

①仕上がりが悪い

塗り残し、色ムラ、打ち合わせ時と明らかに色が違う　等、施工に問題がある場合です。

※白のはずが黒に塗られてしまった等　「イメージと違う」ということに関しては対応不可です。（後ほど解説します。）

また、塗膜の剥がれやひび割れに関しましては、地震や台風等の外的要因で割れてしまう場合がとても多いです。

業者の方に診てもらい、原因を特定するまでは「手抜き」と決めず、過剰にならないようにしましょう。

②営業・職人の態度が悪い

職人の方だと、休憩時間外の過剰な私語、不必要な大声、ゴミの片付けができていない　等

営業の方だと、必要な連絡が来ない、説明が不十分　等

※やりとり上でのすれ違いということもあるため、不安な方は、打ち合わせ用紙やメッセージ等、文字で残すようにしてもらいましょう。

③同意のない追加工事

通常、必要な工事が発生した際にはお客様に直接確認が入ります。

というのも、工事の実施にはお客様の同意が必要なためです。

もし同意なく追加工事をされてしまった場合は、支払いはせずにまずは施工会社へ直接問い合わせましょう。

解決しない場合は、消費者センターや法律相談センター等の専門家へお問い合わせください。

④汚れ・塗料の飛散

塗装工事では、高圧洗浄時の水や塗料と、主に液体を扱う工事となります。

そのため、青や黒のメッシュシートを足場に張り、それらが飛散しないようにビニール等でも養生します。

しかし、それでも飛散が発生してしまう場合があります。

その際は、担当営業や職人の方へ伝え、後日清掃や復旧作業等の対応をしてもらいましょう。

⑤近隣からのクレーム

近隣の方からのクレームで特に多いものが、④でもありました汚れや塗料の飛散です。

多くの業者の方は、事前に挨拶やお知らせに回っていますが、それでもトラブルが発生してしまう場合があります。

お客様へ直接、近隣の方からクレームが来てしまった場合は、まずは担当営業に報告しましょう。

また、担当営業や業者側からの謝罪と復旧の対応をしてもらうようにしましょう。

対応不可なクレーム事例

①イメージと違う

「打ち合わせで決めた色とイメージが違う」

というケースも少なくはありません。

しかし、お客様が最終的に決定した色ですので、無料での塗り直しは不可となります。

打ち合わせ時にしっかりと検討することが必要です。

小さい色見本だと、塗装した際よりも色が濃く見えてしまうので、大きな色見本を使用して決定するようにしましょう。

色選びについて不安な方は、こちらの記事もオススメです！

（郡山塗装本社のHPになります。）

外壁塗装の色選び　よくある失敗事例４つと対策方法を解説！　森藤

②予定通りに終わっていない

塗装工事は、雨や台風などの天候により、工事が行えない日がどうしても出てきてしまいます。

業者側でも、予定に近くなるよう調整はしますが、それでも完璧に予定通り終わらせられるとは限りません。

工期はあくまで目安として認識しましょう。

※稀ですが、作業が終了しているのに足場が放置されているというケースもあります。

上記の場合は、すぐに業者の方へ連絡しましょう。

まとめ

クレームを入れる＝悪いこと　では、決してありません。

きちんとした業者の方であれば、対応不可なもの以外はしっかりと意見を聞いて対応してくれます。

また対応不可なものであっても、きちんとした説明があるはずです。

なので、冒頭でもありました、トラブルへの発展や雑に施工されてしまわないか等のご心配や不安は必要ありません。

施工する業者や職人の方も、お客様に満足いただくことを最優先にしています。

まずは「相談」という形で、気になった点やご心配なことを、その都度、気軽にお伝えください！

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