１．はじめに

２．しつこい理由は？契約しても大丈夫？

３．どう断ればいい？対処方法４つ

　　①インターホンで対応

　　②その場でハッキリ断る

　　③質問には極力回答しない

　　④警察へ通報する

４．契約してしまった場合

５．まとめ

１．はじめに

「屋根が割れてしまっています」「すぐに塗装しないといけません！」という訪問営業がしつこくて困っている…という方が増えています。

しかし、「断るにもどう断ればいいのか」「何度も訪問してきて困る」

そんな方に、今回は外壁塗装でしつこい営業の理由と対処法４つについて解説します！

２．しつこい理由は？契約しても大丈夫？

「熱心に営業を掛けてくるし、いっそ契約してしまった方が良いのでは？」

と考える方もいらっしゃいます。

結論から申し上げますと、悪徳業者の可能性が高いため契約はオススメできません。

塗装会社というのは通常であれば、口コミや施工した周囲から評判となり、案件や依頼を獲得します。

しかし、上記の方法では案件が獲得できないため、しつこい営業というものが存在します。

案件が獲得できない理由としては様々ですが、単純に工事の質や対応が悪い等、顧客からの信頼が得られないためというケースがほとんどです。

そのため、契約したとしても雑に工事をされたり、対応が悪い等のトラブルが起きてしまう可能性があります。

どの業界にもしつこい営業マンというものは存在しますが、塗装の業者選びは特に慎重に選んでください。

３．どう断ればいい？対処方法４つ

①インターホンで対応

一度ドアを開け対応してしまうと、長話になり断りにくくなってしまうことがあります。

さらに酷い場合には、契約するまで居座られてしまうことも…。

そのためできるだけ、インターホン越しにお断りしましょう。

②その場でハッキリ断る

契約する意思がないことをはっきりと伝えましょう。

曖昧に答えてしまうと、営業トークに流され契約してしまったり、再度しつこく訪問してくることに繋がる場合があります。

しかしどう断ればいいか分からない…という方は、「もう契約している知り合いの業者がいます。」や「賃貸住宅なので、工事などは自分で決められません。」等の断り方があります。

③質問には極力回答しない

しつこく営業を掛けてくる業者の中には、「すぐに塗装しないとダメです！」や「屋根が破損しているので、放置していると風で飛び近隣トラブルに…」等、わざと不安を煽り契約を促す方もいます。

勿論、本当に劣化している場合もあります。

と契約はお勧めしません。

営業トークに載せられないためにも、質問や不安を煽ることには極力答えないようにしましょう。

④警察へ通報する

契約するまで帰らない、居座られてしまった時には警察へ通報するのも一つの手段です。

特定商法取引法の改正により、電話や訪問販売の場合は、消費者がはっきりと「いらない」という意思表示後、業者側の再度勧誘は禁止になっています。

これに違反した場合は、指示や業務停止の命令が下ります。

また、退去を促しても帰らない、玄関前に居座られてしまった場合は「不退去罪」に該当します。

「警察を呼びますよ」と言えば、大体の業者は帰ってくれます。

それでも帰ってくれない場合は、即座に110番通報をしましょう。

４．契約してしまった場合

もし断り切れずに契約してしまった場合でも、クーリングオフ制度での解約が可能です。

訪問販売のクーリング・オフ期間は、契約書の受け取りから8日間となります。

しかし、契約書を受け取っていない場合はいつでもクーリング・オフが可能になります。

詳細は下記サイトをご参照ください。（外部のサイトになります。）

クーリング・オフ制度（テーマ別特集）＿国民生活センター

また、地方公共団体が設置している各地域の消費生活センターや、消費者相談窓口の案内をしてくれる「消費者ホットライン」もあります。

消費者ホットライン｜消費者庁

困った時は一人で悩まず、まずは専門機関にご相談ください。

５．まとめ

例えどれだけ熱心に説明をされても、訪問営業を行う業者と安易に契約を行ってしまうことはあまりオススメできません。

また、わざと不安を煽り契約を行うよう促してくる営業マンもいますが、すぐに決めずにまずは周囲に相談しましょう。

「不安を煽るためと分かっていても心配になってしまう…」という方は、他の業者に一度点検をお願いしてみましょう。

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