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外壁塗装に火災保険は使用できる?適応される4つの条件と注意点を解説!
2024年05月31日(金)
白河市、西郷村、泉崎村、中島村、天栄村、那須町へお住いのみなさま
今回のブログを執筆させていただく
1.はじめに
戸建て住宅の塗装は高額な金額になりやすい傾向があります。
そのため、火災保険を使用することを検討する方も多くいらっしゃいます。
しかし、住宅塗装に火災保険を使用することは可能なのでしょうか。
今回は、住宅塗装の火災保険使用について、4つの条件と注意点を解説していきます!
2.外壁塗装に火災保険は使用できる?
結論から申し上げますと、使用できる場合とそうでない場合があります。
外壁塗装に火災保険が使用できるのは、風害・雪害・豪雨・落雷等の災害によって、屋根や外壁に被害を受けた場合のみです。
それ以外の、経年劣化や自己都合による破損は補償の対象外となります。
また注意点として、火災保険には地震による被害の補償も対象外となります。
よって、外壁塗装に火災保険を使用できるのは上記の場合に限られています。
3.外壁塗装に火災保険が適応される条件4つ
外壁塗装に火災保険を使用する際、4つの条件があります。
①災害によって屋根・外壁に被害を受けた場合
前述したように、火災保険が使用できるのは災害によって被害を受けたことで補修や修繕が必要になった場合のみです。
災害というのは、台風による風害、雪による雪害、豪雨、落雷に当ります。
地震については適応されず地震保険が必要になるため、ご注意ください。
その他、自己都合や経年劣化、施工不良等で破損した場合は火災保険は適応されません。
また火災保険が適応されるには、「どんな自然災害が原因になったのか」を把握しておく必要があります。
②対象の災害による被害を補償する火災保険に加入している場合
外壁塗装に火災保険を適応させるためには、災害による被害を補償する火災保険に加入している必要があります。
というのも、加入する火災保険の種類によっては、発生した災害と被害に対して保証されない場合があるためです。
こちらは「4.火災保険の種類」で解説していきます。
加入する火災保険によって補償範囲は違ってきます。
そのため、災害による被害でも補償範囲外に含まれていないと保険金が下りないためご注意ください。
③被害を受けてから3年以内に申請した場合
外壁塗装に火災保険を適応させるためには、災害による被害を受けてから3年以内に申請をしなければなりません。
というのも、3年を過ぎてしまうと外壁の劣化等が原因で、被害の原因特定が困難になってしまうためです。
しかし、大規模な災害が発生した場合は3年以上経過しても火災保険が有効になる場合があります。
また、既に自費で外壁塗装を行っていても、3年以内であれば火災保険の保険金を申請できます。
ご不安な方は、一度保険会社へ相談してみましょう。
④補修費用が免責金額よりも高い場合
外壁塗装に火災保険を適応させるためには、補修金額が免責金額よりも高くなる必要があります。
免責金額とは、補償を受ける際に加入者が負担する金額を指します。
火災保険には主に「フランチャイズ方式」と「エクセス方式」の2種類があり、免責金額が異なります。
フランチャイズ方式の場合、免責金額が20万円で損害額が20万を超えれば全額補償するという内容です。
エクセス方式の場合、契約者が免責金額を選択し、損害額-免責金額で出た金額を補償するという内容です。
注意点として、免責金額を下回った場合は火災保険が適応されません。
工事を行った後に火災保険を申請するのではなく、工事の見積り後、免責金額を上回るかを確認することをオススメします。
4.火災保険の種類
火災保険には3つの種類があります。
種類によって、保険の適応される範囲が異なります。
①住宅火災保険
住宅火災保険で保険が適応される範囲は、
火災・落雷・破裂・爆発・風災・ひょう災・雪災
です。
②住宅総合保険
住宅総合保険で保険が適応される範囲は、
住宅火災保険の項目+洪水・床下浸水・水漏れ・物体落下・飛来・衝突
になります。
③オールリスクタイプ
住宅総合保険の項目に加え、住宅に関する幅広いトラブルを補償する保険になります。
保険会社ごとに内容が大きく異なります。
【各保険の補償範囲】
〈補償範囲〉 | 住宅火災保険 | 住宅総合保険 | オールリスクタイプ |
火災 | ○ | ○ | ○ |
落雷 | ○ | ○ | ○ |
爆発・破裂 | ○ | ○ | ○ |
風災・ひょう災・雪災 | ○ | ○ | ○ |
洪水・床下浸水 | ✕ | ○ | ○ |
水漏れ | ✕ | ○ | ○ |
物体落下・飛来・衝突 | ✕ | ○ | ○ |
種類によっては、保険が適応される範囲が違ってくるので注意しましょう。
5.火災保険の注意点
火災保険の注意点として、
・地震は補償対象外(別途地震保険への加入が必要)
・被害を受けてから3年以内の申請が必要
・被害状況を写真に残す
・かかる費用が免責金額以上の必要がある
という点が挙げられます。
特に「被害状況を写真に残す」ことがとても重要です。
外壁は劣化してしまうので、年数が経つごとに当時の被害状況が判断しにくくなってしまうためです。
また、業者へ依頼せず自分で補修してしまうと、火災保険が適応されなくなる可能性があります。
一度保険会社や業者の方に確認をしてもらいましょう。
6.まとめ
外壁塗装へ火災保険を適応させる際の4つの条件と注意点を解説していきました。
外壁の経年劣化に火災保険は使用できませんが、災害による破損等に使用できます。
しかし、被害を受けてから3年以内、被害状況を写真に残す等の条件や注意点があります。
また、保険に関する詐欺や悪徳業者へは十分に注意しましょう。
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