皆さんこんにちは！

プロタイムズ白河店渡辺です。

最近の現場調査で塗装が出来ない状態のスレート瓦をよく見かけます。

新築から約15年のスレート瓦です。

瓦が全体的に割れ、欠けてしまっています。

強風で落下する可能性もあります。

築10~15年でこのような状態になってしまっているお家がたくさんあります。

原因は…

1990年代後半～2000年代後半までに新築し、スレート瓦を使用した屋根は、アスベストの規制（健康被害）が厳しくなった時期で従来耐久性を持たせるために使用していたアスベスト（石綿）が使用できなくなり、別の成分で構成されているからです。

その為、ノンアスベスト（アスベスト未使用）に切り替わった初期の瓦の一部は耐久性が著しく落ちてしまいました。

塗装というメンテナンスでは防水の対策が講じられない為、屋根の重ね葺きもしくは屋根の葺き替えという高額なメンテナンスが発生してしまいます。施主様にとっては住宅ローン真っ最中の方も多くいらっしゃいますので大変頭が痛い問題です。

※全てのノンアスベストのスレート瓦が耐久性が無く塗装が出来ない訳ではございません。

調査希望の方、困っている方がいらっしゃれば費用を抑える方法もありますので是非お問い合わせ下さい。