お家の塗り替えを考えた際、業者選びのために口コミサイトを閲覧することがあると思います。

その際、口コミサイトを正しく上手に活用するポイントをご紹介いたします。

また、それ以外にも、併せて確認するとよい内容もご案内いたしますので、宜しければご覧ください。

 

口コミサイトの活用方法・見る際のポイントとは？

 

【掲載内容を鵜呑みにするのはNG！】

昨今はネット情報をはじめ、様々な情報が飛び交っています。そこで重要になるのは、

「情報を鵜呑みにせず参考として見る」と言うことです。

 

情報の発信源が顔の見えない個人からと言うことも踏まえると、書き込む際の責任面は大きな制限があるわけではないため、情報の完全・信頼性は100％ではないのが実情です。

 

例えば、サイト上の口コミ評価と実際の状態が違うということもあり得るからです。

 

そこを理解した上で、閲覧したサイトの書き込みや内容だけで業者を選ぶというのは注意が必要です。

 

内容は「検討の参考資料」として、他にもあるいくつもの情報と合わせて活用するとよいでしょう。

 

【自分に合った・必要な口コミを見分ける】

沢山の情報があり、情報量が増えれば増えるほど、よくわからなくなってきてしまった・・・と言うこともあるでしょう。

そこで「自分に必要な情報かどうか」を基軸に口コミを見ていくことが大切になってきます。

「自分と同じ悩みを持っている」「自分も感じている不安」など、同じニーズを持っている方の口コミは必要性が高い情報になりやすいでしょう。

 

例：品質について気になる

この場合は、施工管理・保証・アフターフォロー等についての口コミが該当します。

例：価格や予算について

この場合は、実際の施工費用や追加工事の有無などが該当するでしょう。

 

つまり、重要視する事が違うと、見るべき口コミ自体が変わってくるのです。

時間を有効に使うことも考えると、「自分が知りたいことの優先順位」を洗い出しておくのも一つの方法です。

そうすることにより、数多くの投稿の中から、自分が必要としている情報にたどり着くショートカットになるでしょう。

 

【比較・見比べるのも重要！】

例えば車の購入の際にも、いくつか候補を絞り、その上で様々な販売店をチェックするということをされる方も多いのではないでしょうか？

つまり「情報を集める」ことも大切で、サイトごとによって違う評価なども加味して、2・3サイトを確認してはいかがでしょうか？

 

【信頼性のある表記について】

色々なサイトを見ていると、「ランキングナンバー１！」と言ったような表記・表現が目に付くことがあるでしょう。

レストラン選びなども同様ですが、上記のような評価に対する表記があると信頼感が上がる事でしょう。しかしながら、表記があるからと言って、掲載情報の全てが正しく・信頼性があるかは確実ではありません。

その理由は、サイトの運営会社は業者へ顧客を案内・誘致することがそもそもの仕事であるからです。

もちろん、表記があることが悪いのではなく、表記だけで安心してしまうのではなく、追加の情報程度として捉えるとよいでしょう。

「参考になりやすい・なりにくい」情報の見分け方

【参考〇】

• サービス・施工内容について

各社が定めている対応内容・サービスについての感想は「事実」が記載されている可能性が高く、施主側の想いや感情ではないため「結果」と言う形で捉えることが出来ます。

例

｢診断の際は屋根裏も点検した。｣

｢工程表を基に、工事のスケジュールの打ち合わせがしっかりしていた｣など

 

 

• 保証に関してもチェック！

保証に関しての記載がないホームページもある事と、塗り替えにおいて保証は非常に重要なため確認することをおすすめします。具体的に「どのような内容か？」「何年間か？」「保証不可の項目」の記載があれば確認してみてください。

 

【参考▲～×】

• 料金について

元来、外壁・屋根の見積金額はそれぞれの物件の大きさ・塗装する面積、そして傷み具合などに様々な条件合致させて作られる、オーダーメイドの様な物です。また塗料の種類も千差万別のため、完全な価格の設定は一律では出来ないものです。

 

安い・高いといった比較をしようにも、基準となる金額を設定することは難しいため、参考になりにくい項目かもしれません。

• 営業マンや職人の印象・感想

確かに大切なご自宅を任せる上で、担当の人柄などは気になる点ではあります。

しかしながら、掲載されている内容は、投稿者本人が感じたあくまで主観的な感想であることが多いため、実際に自分の時も同様なのかと言った点に関しては、確実性はありません。

 

• 施工内容の良し悪しについて

そもそも塗装工事は一般の方では内容がわからないことが多く、施主であっても「良い施工」「悪い施工」と言った点を確実にジャッジするのは難しいと思われます。悪いと思っていた方法が実は正しい内容だったということも十分にあり得るからです。

 

その他の、あわせてチェックすること

口コミサイトに加え、あわせて見ておくとよいものが

「第三者機関への相談」です。

実際にあったクレームや相談内容は消費者の「生の声」といってもよいと思われます。

この様な実際のトラブルや悩みの相談事例をチェックしておくことで、予備知識を持つことに繋がり、業者との打ち合わせの際に役立つことがあるでしょう。