外壁のシーリングがひび割れている！？痩せている！？

「なんだか隙間があるなあ」と感じてる方は必見です。

シーリングの劣化を放置してはダメです！

 

白河市、須賀川市、那須町周辺にお住まいの皆様こんにちは！

プロタイムズ白河店/郡山塗装白河支店の南郷です。

 

昨日は文化の日でしたが、皆様はどのように過ごされましたか？

私は久しぶりに予定のない一日だったので、

昼頃まで寝ていよう、と心に決めていたのですが。

朝から猫ちゃんズが元気で元気で。

けっきょくいつもと大して変わらない時間に起きました(笑)

 

 

さて。先日は那須町の別荘地の現場調査を行いました。

金属屋根・窯業系サイディングのお住まいです。

とくに外壁のシーリングが傷んでおりましたので、

今回はシーリングについてお話させてください。

 

 

今回の那須町の別荘は、

外壁に窯業系サイディングが使用されています。

窯業系サイディングは、規格化されたボードで、

工場出荷時に塗装も済まされています。

新築の際には、現地で組み立てるだけなので、

施工性にも優れ、日本でも非常に多く使われています。

 

しかしこのサイディングボード、

つなぎ目の部分にシーリングが充填されています。

地震や毎日の細かな振動等によるひび割れを防ぐため、

柔軟性のあるシーリングをいれることで、

外壁材自体にひび割れを起こしづらくしています。

 

このシーリング材ですが、

柔軟性を持たせるために可塑剤が含まれています。

可塑剤が揮発性(蒸発する)のため、

5～7年ほど太陽光にさらされると、

ひび割れや痩せといった劣化を引き起こします。

今回の那須町別荘でも、このシーリングの劣化が見受けられました。

 

こうした隙間が発生すると、水が侵入する要因となってしまいます。

「こんな隙間くらいで水は入らないよ」

とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。

 

実は窯業系サイディングは、主成分がセメントでできています。

セメントのボードに、工場で出荷される際に塗装されているため

防水性を保っています。

しかし、工場で出荷される際に、塗装されていない部分があります。

塗装されていないということは、ただのセメントの板ですので、

防水性がない状態になります。

シーリングが充填されている、ボードの側面部分です。

工場ではサイディングボードの表面の部分しか塗装されないため、

今回のようにシーリング材が劣化して、

隙間やひび割れが発生してしまうと、

側面の防水性のない部分から水を吸収してしまいます。

 

 

外壁塗装の際には、

こうしたシーリングも一緒にメンテナンスが必要ですが、

契約を取るために

シーリング工事を行わないことで塗装工事の価格を抑えて

安く見積もってしまう業者さんもいるようです。

後のトラブルに発展してしまいますので、

外壁塗装の際にはこうしたシーリングも一緒にメンテナンスしてください。

 

窯業系サイディングの外壁塗装は、

プロタイムズ白河店/郡山塗装白河支店へご相談ください！

 

 

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執筆担当：南郷極花

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